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フェア トレードフェスタ さっぽろ 2020は オンライン で開催されました

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、毎年6月に札幌大通公園で開催されてきたフェアフェスも、6月 27日、28日にオンラインでの開催となりました。
ほっかいどうピース・トレードでは、第一日目の「パンデミックの中のフェアトレード──新型コロナが世界中に広がる中で、フェアトレード生産者はどうしているのでしょうか」に参加し、東ティモールから届いた動画を上映して、報告を行いました。パルシック東ティモール事務所コーヒー事業リーダー・ネルソンさんのインタビュー(伊藤淳子さん撮影通訳)では、①今年のコカマウのコーヒーは全体的に収量が減る予想、②コロナは早期対応で現在感染者はいない、③ 16グループでコーヒーの木の改良を行っているなどの報告があり、「北海道のコロナの終 息を神様に祈っています」というお見舞いの言葉で結ばれていました。
その他の発表者と国などは以下の通りです。
萱野智篤さん(フェアトレード北海道):動画で、ネパールとバングラディシュの生産者の状況を紹介。ロックダウンで通常の生産体制がとれず、市場での販売もできなくなっている。
山畠みほさん(ベトナムエシカルブランド・ JV STYLE):ベトナムの手工芸品の生産者のメッセージ動画を上映。早期のロックダウンで感染は抑えられているが、経済的には厳しい状況である。
長崎昭子さん(第三世界ショップ):スリランカの 「カレーの壺」生産者のメッセージ動画を紹介。ロックダウンで働けなくなった貧困世帯に野菜を配布し、従業員への支援も行い、地道に製造を続けている。
寺田俊さん( APLA)):フィリピンネグロス島のバナナ生産者からの動画で報告。外出禁止など厳しい政策が実施され、生産物を街に売りに行けなくなり、農家への影響は大きかった。続いて、インドネシア・パプア州のチョコレート生産者の動画を上映。コロナ禍でも、カフェを営業し、チョコアイスクリームの売り上げで、市場の女性にマスクと石鹸を配っている。
中原由利子さん(フェアフェス 実行委員長):「みんたる」の店頭で
ネグロスバナナを販売しながらの報告。札幌では30年もネグロスバ
ナナの販売が続いている。
東由佳子さん(これからや の立場で参加 ):カレーの壺や KAKAO
KITA PAPUAのチョコレートなどの 評判やおいしさについて 。
紙幅の関係で詳細を報告できませんでしたが、YOUTUBEで 視聴で
きます。
約 1時間です。 ぜひご覧ください。 (まとめと文責・荒井)